2010年2月25日木曜日

地磁気発電に風力発電

風力発電はご存じと思います。
風の力でプロペラを回し、モーターを回すというもの。
発電量は風速の三乗に比例するらしいです。
(きっと流体力学に違いない、と思ってみる/笑)

モーターが発電できる原理は、ファラデーの電磁誘導の法則で説明できます。
簡単に言えば、磁力のある空間でコイルを動かせば、コイルが電池になる、とかでしょうか。
モーター内には磁石があって、コイルも入っているから、この条件を満たすわけです。
きちんとした計算式は大学で習いましたが、モーターをまわせば電圧が生じる、というのは中学2年くらいで習った気がします。

で、タイトル。
地磁気発電。
ググると該当するページがある程度ヒットしました。
理科の教材がメインですな。

ちなみに原理はモーターと一緒で、モーターは磁石の磁力を使っていましたが、地磁気発電では地球の磁力を使います。

えっ、地球の磁力?

と思われた方、コンパスを思い出しましょう。
コンパスは単なる棒磁石で、地磁気によって向きが変わるものです。
つまり、地球は磁力を持っているわけです。
(というより、地球は巨大な磁石、と言ったりもしますね)

で、この磁力の中でコイルを動かせば発電してくれるわけです。
電力はめちゃめちゃ小さいと思うけど。
とりあえずコイルを作ってブンブン振り回せばいい。

で、風力発電のプロペラに銅線をぐるぐる巻きにすれば風力発電×地磁気発電になってとってもお得じゃないか!!
と電車乗りながら思いついたわけです。

「これ特許いけるんじゃない!!」
とかちょっとウキウキしてたのですが、やっぱ無理だと全否定。
いろいろ現実的じゃないよなぁ、って。

まず、風力発電のプロペラはできるだけ軽くなるように努力しているのに、銅線巻いたら意味がないw
プロペラの素材はわざわざカーボンとか使ってるらしいです。

次に、プロペラの向きは風が吹きやすい方向になっているから、地磁気発電に適した方向に持ってこれない。
発電量が期待できない…

解決手段として、プロペラの負担にならないように大々的には取り付けない、とかでしょうか。
この際、方向は気にしない!

まぁ、でもどれくらい発電できるか気になるので、そのうち実験してみます!

2010年2月20日土曜日

近代文学と現代文学

今日読んだ、日経ビジネスのコラムからちょっと。
“つぶやく”だけで漱石も一葉も読めなくていいの?

ここの最初で、「『たけくらべ』の翻訳ってないのですか?」という質問を書店の店員にした大学生の話がある。
当然古文じゃないから翻訳本なんてあるわけないですが。
「一般教養がなってない」的な話にもなるかもしれません。

で、思ったこと。
自分も最初は『吾輩は猫である』とか全然読めなかったという事実。
時は中学1年。
親からもらった本で、当然頑張って読みましたが、近所の猫についての話あたりで挫折。
当時を振り返ると、言葉遣いの違いとか漢字がちょっと高度だったとかが原因かもしれないです。
さすがに翻訳本がほしいとなんて思いませんでしたが、もしかすると大学生も同じような状況だったかもしれません。

高校生の授業で『こころ』をやって「なんだそんなに難しくないじゃん!」と思ってから、大学生になってからは『吾輩は猫である』をリベンジしたり、有名どころを漁るように読みいりました。

で、思ったこと。
慣れれば難しくない!!!!
「幸せ」じゃなくて「仕合わせ」だったり、家には必ず使用人がいたりしますが、「当時はそれが当たり前だったんだ」と思えば、意外といけます。
登場人物へ感情移入さえできれば OR 風景を想像さえできれば、どんどん読めます。
『我が輩…』であれば、主人の愚行?を思い描ければ、どんどん読めますw
『こころ』では先生と K の壮絶な?心理戦?(いい言葉が思い浮かばない…)にヒヤヒヤしてれば、どんどん読めます!!

『人間失格』が映画化されたりしますが、近代文学もなかなか面白いですよ~


と、いいつつ最近は現代ばっか読んでます。
図書館憲章をぶっ飛んだ解釈をした物語です(笑)

2010年2月17日水曜日

山手線の 6 扉車廃止へ!

山手線の 7, 10 号車にあった 6 扉車が通常の 4 扉車に順次入れ替えだそうです。
山手線、朝も全座席使えます 混雑率がちょっぴり改善

古い車両の時は、10 号車のみが 6 扉だったんですが、6 年くらい前から導入された新型車両になってからは 7 号車も追加されました。
今日、10 時くらいに山手線に乗っていたら「座席使えますよ~~」の放送の後に「順次廃止しますよ~~」って車掌さんがアナウンスしてて、ちょっとびっくりしました。

ちなみに、この 6 扉車は使わなくなったらどこにいくんだろう(笑)

2010年2月15日月曜日

東京 v.s. 大阪 文化の違い

東京と大阪の違いを考えてみます。
視点としては、東京人からみた大阪の文化です。

賃貸の敷金・礼金は、東京では 1 ~ 2 ヶ月ですが、大阪では 3 ヶ月はざらですね。
その代わり大阪は家賃が安いです。

で、ほかにも単語の略し方も違います。
  • マクドナルド → マック(東京)、マクド(大阪)
  • セブンイレブン → セブン(東京)、セブイレ(大阪)
は、確認がとれました。
ファミリーマートをファミマ、と略すのは一緒らしいです。
他にもスターバックス、ミスタードーナッツあたりの略し方が気になるところです。
もっとあるとは思いますが、どんどん追加していきます。

あとは、エスカレーターで歩かない人がどちら側に立つか、ということでしょうか。
東京は左、大阪は右。
でも京都駅では左なんだよなぁ。
と思い、向こう友達に聞いたところ人は「前の人に従う」というルールにしてるそうです(笑
一番合理的だよな。

方言は、まだポイントをつかめていないので、おいおい違いをまとめたいです。

2010年2月13日土曜日

電源回路制作 - ケースの穴あけ

夏ぐらいに「電源回路を作ろう!」と思い立ち、だいたい作ったのですが忙しさから最後まで作れていませんでした。電圧可変の両電源で、交流 100 V を ±0 V から ±15 V くらいまでに変換します。一応電流制限もかかるようにしてあります。
下が回路図。トランジスタ回路の実用設計を元にしています。


可変抵抗の部分を固定抵抗にしているので、若干本来の回路とは違いますが…
昨日動作確認をしてたら、マイナス側の電圧がプラス側の電圧にトラッキングしてくれませんでした。
で、テスタでいろいろみてたら、なんと単純なハンダ不良。
そこを直したら無事動きました。

で、今日ケースを買ってきて、穴を開けたりしてました。
まだ完全にはできていませんが、写真だけ。

電圧計を入れる穴を開けるのには苦労しました。
そして、水平にならず若干見た目が悪い…


今日は本を 30 冊ほど持って帰ってきましたw

2010年2月12日金曜日

家計簿ソフト作り直しします

VB.NET を使って GUI で作っていましたが、ずいぶんと在り来たりなものになっていたような気がしました。そこで CUI でいきます(笑

まだ構想段階ですが、対話型にしてホイホイ入力する感じにします。
グラフ機能は gnuplot を、レポート機能は LaTeX を使います。
開発言語は C++ でデータは SQLite でやり取りします。

コマンドラインだと日本語が入力しにくいので、工夫が必要だと思っています。
今考えているのだと、
  1. 起動
  2. 「大項目 中項目 金額」を繰り返し入力 or 「大項目」入力「中項目」入力したのち「金額」を繰り返し入力
  3. グラフは「期間 項目名」で表示
  4. レポートは「期間」で表示
とかです。
もう少し仕様っぽく詰めてみます。

最近、研究室の本を大量に持って帰らないといけないから、きついですw

2010年2月11日木曜日

レポートや論文をかっこよく書く

理系の大学だと、実験でレポートを書くことが多いのですが、Word ユーザが多いですね。LaTeX だと見栄えよくできるのにな、と思います。
以前はインストールが大変でしたが、TeX Wiki などを参照すれば最近はぱぱっとできます。

ただ LaTeX で書くだけでも、それなりに見やすくなりますが、私はさらにいくつかルールを作っています (比較的一般的な部分が多いと思いますが…)。
  1. 句読点に「,」「.」を使う。→ IME の設定を変えると楽です。
  2. 「1 cm」などのように数字と記号は半角スペースを空ける。→ ただし「%」には入れません。また、数字と単位の間で改行されるとむなしいので「1~cm」のようにチルダを入れるようにします。
  3. 日本語と英語の間にはスペースを入れない。→ ソースにはスペースを入れません。ただし LaTeX が勝手に入れてくれます。
  4. 英数字はすべて半角。→ 数字が一桁の場合は全角にする、というルールもあるみたいですが、面倒なのですべて半角に統一しています。
  5. 図のキャプションは下、表のキャプションは上。→ さらに、可能ならば図はページの下側、表はページの上側にしています。文章と文章の間に図表が入るのは避けましょう。
  6. 図の形式は EPS を使う。→ 慣れないと扱いにくいですが、ベクトル形式で拡大しても劣化しないのでおすすめです。一応テキストファイルなので、簡単な修正くらいならすぐにできますし。
とかでしょうか。個人的なこだわりはもっとありますが、今思いつくのはこれくらいです。

図表の位置を調整する
figure や table 環境の位置指定に [h] や [H] を使う人は意外と多いのではないでしょうか。確かに図表が希望通りのところに出力されず、数ページ後になってでてきたり…、といったトホホなことになることも多いです。
しかし、これもいくつかルールに従うと位置指定を [tbp] など [h] を使わなくても綺麗に行きます。そして、このほうが体裁もよくなります。

仮に次のようなソースを考えてみます。
----
文章は続くよどこまでもどこからも…
文章は続くよどこまでもどこからも…

\begin{table}[tbp]
...
\end{table}

\begin{figure}[btp]
...
\end{figure}
----

上記のファイルは、文章と図表の環境の間に空白行が含まれています。
このような状態ですと、図表がとんでもない場所に出力される可能性があります。
そこで、次のようにします。

----
文章は続くよどこまでもどこからも…
文章は続くよどこまでもどこからも…
%
\begin{table}[tbp]
...
\end{table}
%
\begin{figure}[btp]
...
\end{figure}
----

今度は、文章と図表の間の空白行をコメントアウトにしました。
このようにすると、文章と図表がくっついて認識されるのか、希望する場所に出力されます。
もちろんコメントアウトするのではなく、単純に文章と図表の間に空白行を入れなくても同様のことができます。
また、ある程度の長さがある場合は、section の直前などに「\clearpage」を入れると、そこで図表がすべて出力されます(ただし改ページもされてしまうため注意)。