以前はインストールが大変でしたが、TeX Wiki などを参照すれば最近はぱぱっとできます。
ただ LaTeX で書くだけでも、それなりに見やすくなりますが、私はさらにいくつかルールを作っています (比較的一般的な部分が多いと思いますが…)。
- 句読点に「,」「.」を使う。→ IME の設定を変えると楽です。
- 「1 cm」などのように数字と記号は半角スペースを空ける。→ ただし「%」には入れません。また、数字と単位の間で改行されるとむなしいので「1~cm」のようにチルダを入れるようにします。
- 日本語と英語の間にはスペースを入れない。→ ソースにはスペースを入れません。ただし LaTeX が勝手に入れてくれます。
- 英数字はすべて半角。→ 数字が一桁の場合は全角にする、というルールもあるみたいですが、面倒なのですべて半角に統一しています。
- 図のキャプションは下、表のキャプションは上。→ さらに、可能ならば図はページの下側、表はページの上側にしています。文章と文章の間に図表が入るのは避けましょう。
- 図の形式は EPS を使う。→ 慣れないと扱いにくいですが、ベクトル形式で拡大しても劣化しないのでおすすめです。一応テキストファイルなので、簡単な修正くらいならすぐにできますし。
図表の位置を調整する
figure や table 環境の位置指定に [h] や [H] を使う人は意外と多いのではないでしょうか。確かに図表が希望通りのところに出力されず、数ページ後になってでてきたり…、といったトホホなことになることも多いです。
しかし、これもいくつかルールに従うと位置指定を [tbp] など [h] を使わなくても綺麗に行きます。そして、このほうが体裁もよくなります。
仮に次のようなソースを考えてみます。
----
文章は続くよどこまでもどこからも…
文章は続くよどこまでもどこからも…
\begin{table}[tbp]
...
\end{table}
\begin{figure}[btp]
...
\end{figure}
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上記のファイルは、文章と図表の環境の間に空白行が含まれています。
このような状態ですと、図表がとんでもない場所に出力される可能性があります。
そこで、次のようにします。
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文章は続くよどこまでもどこからも…
文章は続くよどこまでもどこからも…
%
\begin{table}[tbp]
...
\end{table}
%
\begin{figure}[btp]
...
\end{figure}
----
今度は、文章と図表の間の空白行をコメントアウトにしました。
このようにすると、文章と図表がくっついて認識されるのか、希望する場所に出力されます。
もちろんコメントアウトするのではなく、単純に文章と図表の間に空白行を入れなくても同様のことができます。
また、ある程度の長さがある場合は、section の直前などに「\clearpage」を入れると、そこで図表がすべて出力されます(ただし改ページもされてしまうため注意)。
2 件のコメント:
そういうの、出来たらマスターしたいよね!
つか私はexcelも危ないしあわあわだよぉ~><
色々知っておきたかったw
またオタク日記だねw
ただ単にかっこいいから、だけどねw
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